何時も思うこと。今日思うこと。

日常の「思い」を文字にして残します

日常の「思い」を文字にして残します

最後は「立地地域の判断任せます」で終わっちゃだめだよ

枝野大臣が福井を訪れ、知事に「腹決んか~い!」とは言わないが、『再稼働』の地元のご英断を願いに来る。

県庁に着くなり、再稼働反対の住民と遭遇、しかしフト見たら武装した人もいるではないか!刀も槍も持っている!「聞いてないぞ、警備は万全か!」SPが緊張する。が、それは偶然同じに日に行われた越前時代行列に参加する「地元住民」の皆様でした。

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会談は、お互いに正面を向き合いながらの、いわゆる「対決」の構図の中で行われた。

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枝野「大丈夫ですって、フクシマのような事にはゼッタイなりませんって!国が保証しますって!私のサインですか?それは、違うでしょう野田のサインでイイじゃ無いでしょうか?総理ですからねえ。何ともないって!ダイジョウブダ~!私たち原子力には全くの素人四閣僚が保証しますって!素人が言うんだがらジェッタイ安全ですって。原子力の専門家はケイザイがわかりませんから、その点私たち閣僚は先ずはケイザイを考えますので。福井が、大飯が先鞭を切ってワカッタ~任せるぞ~と言って頂ければあとはドミノ倒しのように再稼働が始まります。知事!歴史に残りますよお名前が。」

西川「名前が、教科書にも載るかなあ?本当に?末代まで?そうか。でも、関西の知事さん達が仲間に入れてくれって言ってるでしょう?やっぱり何か欲しいのかな?新幹線もみんなあるし、あっそうか飛行場か?そこが心配なんだなあ。やはり立地地域の優先ポイントを示してくれないと、地元の理解は得られんからねえ大臣。」

枝野「まあ、近畿の知事さん達はそう真剣に考えてはいませんよ。選挙向けのいつものパフォーマンスですよ。知事、立地県はただ一つですよ。自信を持って判断してください!最後はいつものように『地元の住民の代表である県議会議員、町会議員の皆様の強い要望により再稼働の要望が県に寄せられて来たので、住民の総意として受け取り、県としては前向きに対応します』なんて形で手を打てますよ。今までだってそうしてきたじゃないですか。調べによると県議も町議も反対するものはいないと言われていますよ。何か言えばハシモト知事みたいに『選挙で勝ってきた人はそれは民意だ』と言えばいいですよ。嶺南の国会議員が反対するはずないしね。そこら辺は地元の自民党県連と話はついているんでしょうね?もちろん。」

西川「基本は、地元の民意優先って事ににしておこうか。私の任期中には地震も津波もないだろうからね。地元の合意が必要!なんて声明出して振っちゃおうかな。立地地元の合意形成が基本だ!これで行こうか。町長うまくやってくれるかなあ?それで、大臣今日は新幹線で?」

枝野「いや今日は飛行機で。」

西川「あっそうですか。それじゃ。」

枝野「次は、新幹線で来ますね。」

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大芝居の第1幕が間もなく・・・。

さて、枝野大臣がまず福井へやってくる。「原発再稼働」のお願いです。資料を抱えながらこう言います。

「ストレステストは合格です。直ちに影響はありません。再稼働を認めてくださいな。夏が来ると間に合いませんよ。直ちに危険な影響はありません。」

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そうして次は西川福井県知事です。いきなり「国言うことは信用で金(注:できん)」とカウンターを出す。そして、テレビカメラの方を向く。

西川知事:「安全基準を、ちゃんと示してくれないと『県民』が納得できない。安全安心をどうやって担保するんですか!」

(きっとした態度で周りを見ながら言う)

枝野大臣:「電力不足の夏がやってきます。そうすると、日本の企業はドンドン海外に出てしまいます。どうしますか?だから、是非とも大飯を動かさないと日本はダメになってしまいます。知事それで良いのですか」

(『新幹線敦賀まで金沢同時』とつぶやく)

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西川知事:「今日の所は、まだまだ『県民』が納得できる状況を提示して頂いてないのでお返事は無理です。」

(『新幹線金沢同時』とつぶやく。つぶやいたつもりだがしっかり海外プレスのガンマイクに音声がのっていたのは国内マスコミは知るよしもなかった。)

枝野大臣:「近々、野田総理がお邪魔して、再度ご説明を。今日はこの辺で失礼いたします。あっそうそう、敦賀でのがれき処理受け入れ有難うございます。新しい焼却炉は年内になんとか。敦賀市長にお伝えください。じゃあこれで。」

西川知事:「今から、小松からお帰りですか?」

枝野大臣:「いやいや、米原から新幹線で帰りますので。新幹線で。はい。新幹線で。」

西川知事:「そうですか、新幹線でねえ。新幹線ですか。」

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伝えるべき事、伝えたいこと。

先日、福井県庁の1階ロビーで人と待ち合わせの約束をしていたのですが、少々早く着いてしまったのでそこにあった展示物を何気なく見ていました。

原子力事故が起こった場合の体制チャートが表示されていたディスプレイ。

私たち生活者には「報道機関」という所と、「県」「市町村」という3つの所から情報が来ると(伝えられる)と図からは読めます。

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フクイシマの場合はこの情報の核である「オフサイトセンター」が機能せず、当然次の段階の自治体の対策本部は機能しませんでしたね。こうなると「地域のみなさん」への情報のルートは全くありません。

しかも、どうやって伝えるかという手段もこの画面からは読むことは出来ません。どうしたら「的確な情報」を私たちは得ることが出来るのか?その事もしっかり伝えて頂きたいと思います。

報道機関は「大災害」の場合は東京がキーになります。それは今回の大震災を見てもわかります。地元の報道機関はどうするのか?どう伝えるのかを一度県民にしっかり話をしてもらいたい。

現場に、地元にいながら東京の都合で情報を迂回しないか?

地元に本当に大事な情報は何なのか?

今、住民に伝えたいことは何なのか?その手順はしっかりと報道機関、自治体が共有提携のr-との確保は出来ているのか?

原発の再稼働を急ぐのは様々な力が働いてるからだとは想像できますが、地元住民への配慮はどうしてますか?

ストレステストは原発本体だけの問題でしょうか?そこに住む住民への情報提供に関するストレステストも必要じゃないでしょうか?

「せいていは事をし損ずる」にならぬように。「夏の電力供給が危ない!」というならばデータでみんなを納得させてくださいな。「今年の税収が危ない!」なんて事じゃないでしょうね?

今本当に伝えるべきことは何なのかを考えましょう。

 

新年度が始まりました。

昨日、お付き合いのあるシステム会社さんの担当者からメールを頂きました。昨年末に「景気の悪化と、業績の悪化で一端休息」になっていたプロジェクトが新規で受注できたというメールでした。
基本的な要件の整理から、顧客向けのWebサイトの在り方、Function等をシステム会社のスタッフとして取りかかりましたが、不景気の力には抗うこと出来ず「一端中止」。しかし、その後も担当者はコツコツと提案し、他の大手を超えての単独受注。おめでとう!そしてアリガトウです。
仕事が「受注」という形で報われるとちょっと幸せな感じがします。それよりも、この時期に耐えてClientと付き合ってきた彼に感謝します。
4月から新しくいろんなプロジェクトが稼働すると思いますが、気を引き締めて関わって行こうと新たかな気持ちになる新年度のスタートです。